今まで観たCドラマの中で、大傑作だと断言できます。

成毅の出演作は初めて観ましたが、本当に本当に素晴らしかったです。
李相夷/李蓮花という難しい役を、あれほど可愛く格好良くそして面白く演じられるのは成毅だけでしょう。

このドラマは、2話ずつくらいで解決する事件が変わるため、かなりスピーディに物語が展開します。
しかし、その謎解きが全て次の謎に関わっており、さらに一つ一つの謎が、全体の大きな謎を解決するために必要なものになっています。

そしてその謎を解くため、李蓮花・方多病・笛飛声の3人が珍道中を繰り広げるのですが、それがまた最高に面白い！！！
このタイプの違う3人が、時に口論し、時に笑いあい、協力して事件を解決していく姿に何度も笑い、泣きました。

李蓮花は、李相夷の時には持ち合わせなかった「人を赦すこと」を学び、過去に自分と関わった人たちを赦し、解き放ちます。
でも、李相夷自身は自分のことを赦すことが出来ません。
そこがとても悲しく切なく人間らしさを感じます。

ミステリーが好き＆人間ドラマが好きな方には自信を持ってお勧めします！！！